建築用語記事一覧

接道義務とは何か接道義務とは、建築基準法の定められた取り決めで、建築物の敷地は、幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接していなければならないというものです。ではなぜ、この接道義務という規定があるのか、考えてみましょう。一番の理由は、防災や安全のために緊急車両の移動や出入りの確保だと言われています。例えば火事があった場合や、救急車を呼んだ場合などに、緊急車両が寄り付くには最低でも4mの道路が必要...

アスベストとは、和名を石綿(いしわた、あるいはせきめん)と呼ばれる、繊維状の鉱石です。この物質は、耐久性、防火性、絶縁性、耐薬性という優れた耐久性をもち、また価格的にも安い素材でした。アスベストは繊維状であるために、紡績加工することで様々な媒体に利用することが出来、不動産関連では、主に防音や断熱、保温の素材や屋根瓦などに使用されてきました。アスベストの使用は、実は古代のエジプト時代にまで遡ります。...

バリアフリーという用語の意味バリアフリーとは、「障壁」を「除去する」という意味の建築用語です。これが転じて現在では、『様々な生活区域内の障壁を除去して住みやすく作られた環境』という風な意味合いに変化して、一般用語として浸透して来ています。不動産関連に絞ってバリアフリーを定義づけると、主に建築居住区域内に存在する多数の障壁をなくした住みやすい居住空間の事を指しています。ここで言う障壁とは、主に物理的...